岡山県出身の元マラソン選手・有森裕子さん。
生い立ち、経歴や高校、大学などの学歴は?
現役時代の実績は?
結婚歴や夫は?
子供はいる?
今回は元マラソン選手の有森裕子さんについてリサーチしてみました。
有森裕子の学歴・生い立ち・経歴
名前 有森裕子
生年月日 1966年12月17日
出身 岡山県
身長 165cm
血液型 AB型
所属 アニモ
小学校・岡山市立牧石小学校
中学校・岡山市立岡北中学校
高校・・就実高校
大学・・日本体育大学
岡山県岡山市出身。
父親は高校の先生。
母親は看護学校の事務員。
兄弟は年子の兄。
小学校は岡山市立牧石小学校、中学校は岡山市立岡北中学校を卒業。
元々は体育より、美術や音楽、手芸が好きな子供だったそうで、美術で賞をもらったこともあったそうです。
小さい頃から何をやらせても人より時間のかかる子供だったそうで、そんな自分が嫌いだったといいます。
ある時、体育の先生に、
『短所だって、自分にしかないたった一つのステキな部分だぞ。それこそ、お前しか持っていない武器だ』
と言われ嬉しくて、5年生の時にその先生が担当していた陸上部に所属。
中学時代はまだ陸上をやっていこうとは思ってはなく、バスケットボール部に所属。
校内運動会でキツいため、誰も参加したがらなかった800mに『挑戦してみよう』と参加すると優勝。
これがきっかけで陸上を本格的にやっていこうと決めたそうです。
高校は就実高校に進学。
就実高校は岡山県岡山市北区弓之町にある、男女共学の私立高校。
現在の偏差値は46~71。
高校では陸上部に入部。
練習は全力でやることが気持ちよかったそうですが、高校時代は国体やインターハイの大きな大会に出場経験はなく、都道府県の駅伝も3年連続補欠でした。
大学は日本体育大学に進学。
大学には体育教師になりたいとの目標を持って入学しました。
陸上部にも入部し、1年生の時には関東学生陸上競技対校選手権大会の3000mで2位。
高校では3年間補欠だった、全国都道府県対抗女子駅伝にも出場。
大学卒業後は体育教師にになるつもりでしたが、教育自習中に特に準備もせずに走った、大学最後の記録会で自己2番目のタイムで走れたことで実業団に入りたいと思うようになったといいます。
有森裕子の現役時代の実績は?
有森裕子さんは当時リクルート事件の真っ只中だったリクルートが、事件の影響で行く人も少なく、会社側も採用したがっているらしいという話しを聞き、イチかバチで、
『とにかくやりたい、チャンスをください!』
と自ら売り込み、その熱意を監督の小出義雄さんに認められ、最初はマネージャー兼選手という形で、1989年にリクルート陸上部に入部。
1990年の初めてのマラソンレース、大阪国際女子マラソンで、2時間32分51秒の記録で6位に入賞。
この記録は当時の初マラソン日本女子最高記録でした。
1991年にも大阪国際女子マラソンへ2年連続で出場し、2時間28分1秒の2位。
当時の日本最高記録を樹立しました。
同年に東京で開かれた世界陸上競技選手権大会のマラソンでは2時間31分08秒で4位入賞。
バルセロナ五輪女子マラソンでは、2位でゴールし銀メダルを獲得。
25歳の時でした。
当時の日本女子陸上競技界では、1928年のアムステルダムオリンピック・女子800mで同じく銀メダリストの人見絹枝選手以来、64年ぶりの五輪メダル獲得でした。
1995年に五輪選考レースだった北海道マラソンへバルセロナ五輪以来、約3年ぶりのフルマラソンに出場し、2時間29分17秒の当時の大会新記録を樹立。
マラソン初優勝とアトランタ五輪女子マラソン代表の座を獲得。
1996年アトランタ五輪女子マラソンでは、銅メダルを獲得。
2大会連続の五輪メダル獲得は、日本女子陸上選手では有森裕子さんが初でした。
ゴール後のインタビューでの、
『自分で自分をほめたい』
はその年の流行語大賞にも選出。
同年に自らプロ宣言を行い、事実上日本の『プロランナー』第1号となりました。
2000年のシドニーオリンピック代表を目指しましたが落選。
2006年5月、翌年2月の東京マラソン2007を最後に、競技生活から引退することを発表。
40歳で引退しました。
有森裕子の結婚歴や夫は?
有森裕子さんが結婚したのは1998年1月。
31歳の時の結婚でした。
夫はアメリカ人のガブリエル・ウィルソンさん。
年齢は1歳年上で、結婚時は32歳。
有森裕子さんと夫のガブリエルさんとの出会いは、1997年2月のコロラド州ボルダーにある語学学校のパーティー。
夫は学校職員で、日本で生活したことがりあました。
出会った当時、CM契約問題で日本陸連と対立した時期で、その時にをいやしてくれたのが、夫のガブリエルさんだったそうです。
結婚後にガブリエルさんが日本で暮らしていた頃の、悪質な家賃滞納や借金踏み倒しなどの金銭トラブルが次々と発覚し、結婚の翌月の1998年2月に会見を開き、金銭トラブルの事実を認めるとともに、
『昔、私はゲイだった』
と告白し、別居していることも明かしました。
有森裕子さんは会見で、
『日本では、別居の先に離婚があるとネガティブに考えるが、イッツ・オーバー(これで終わり)でも何でもない。その先にいいものが来るように時間をかけたい。二人ともそれを信じ、ラストチャンスと考えたい』
と話しました。
離婚したのは2011年7月。
結婚13年目でした。
婚姻中は有森裕子さんは日本、ガブリエルさんは米コロラド州ボルダーに住んでいて、有森裕子さんが年に数回、夫が住むボルダーを訪れる程度の別居生活だったそうです。
有森裕子に子供はいる?
有森裕子さんに子供がいるという情報はありませんでした。
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