元日本の女子フリースタイルスキー・モーグル選手の上村愛子さんの経歴や学歴は？
モーグルを始めたきっかけは？
結婚歴や夫、子供は？
今回は元スキー・モーグル選手の上村愛子さんをリサーチしてみました。
上村愛子の学歴・経歴
名前 上村愛子
生年月日 1979年12月9日
出身 兵庫県伊丹市
身長 156cm
血液型 AB型
所属 スポーツビズ
父親、母親、1歳年上の兄の4人家族。
兵庫県伊丹市で生まれ、2歳の時両親のペンション開業のために長野県小県郡長和町転居。
小学1年生の時に長野県北安曇郡白馬村に引っ越しました。
小学校は白馬村立白馬北小学校、中学校は白馬村立白馬中学校を卒業。
3歳の時にスキーを始め、小学生からは白馬の八方のアルペンジュニアチームに所属。
小学校6年間はシーズンになると、学校が終わった後にナイターが終わるまで、毎日滑っていたといいます。
白馬北小学校に初めて登校した時、フリルのついたブラウスにスカートを着て行くと、まわりは体操着での通学が普通だったことから「スカートはいている」とはやしたてられ、そのことがきっかけでいじめに発展。
小学5年生の頃にはいじめはエスカレートし、手袋に雪を入れられたち、スキー板の滑走面そ傷つけられたこともあったそうです。
中学ではスキー部に入部しましたが、いじめに遭い1年の夏に退部。
中学2年生からはスキー・モーグルを始め、高校は白馬高校に進学。
長野県北安曇郡白馬村北城にある男女共学の県立高校で、偏差値は38。
高校時代はスキー部に入部。
スキー部は全国的な強豪校で、何人ものオリンピック選手を輩出。ノルディック複合選手の渡部暁斗さん、渡部善斗さんなども卒業生です。
高校1年生の春からはナショナルチームに選抜され、高校3年生の時には、1998年長野オリンピックに初出場。
高校卒業後は北野建設に入社し、競技生活を続けました。
上村愛子がモーグルを始めたきっかけ
中学でいじめに遭いスキー部を辞めた後は、陸上をやっていましたが、スキーは好きだったので高校からまたやろうと思っていたそうです。
そんな上村さんを見かねた母親が、
『カナダに滑りに行っておいで』
言ってくれ、中学2年生の冬にカナダにスキー遊学。それまではモーグルについては、
『あんなコブできれいな滑りなんてできるわけない』
と思っていましたが、カナダでたまたまやっていたモーグルのワールドカップを見て、「人が怖いと思うようなところを自分も攻めれるようになったらすごい気持ちいいだろうな」と思い、帰国後、中学2年生でモーグルに転向。
『県連のトップ選手やチーム入りを目指す選手の方と一緒に練習するチャンスをいただいたことです。おかげでかなり早い段階から良い環境で練習を重ねることができました。』
中学3年生に時には全日本選手権に出場しました。
5大会連続でオリンピックに出場
1995年、高校1年の春にナショナルチームに選抜、同年の出場2度目の全日本選手権では3位に入賞。
1996年にはワールドカップ最終戦マイリンゲン大会に初出場し、高校1年生で3位入賞を果たしました。
高校3年生の時に出場した1998年長野オリンピックでは7位入賞。金メダルは里谷多英さんが獲得しました。
2002年ソルトレークシティオリンピックでは6位入賞。銅メダルは里谷多英さんでした。
2006年トリノオリンピックに出場し5位入賞、2010年バンクーバーオリンピックでは自身冬季五輪最高順位となる4位入賞。
34歳で出場した5度目の2014年ソチオリンピックでも4位入賞となり、悲願だったオリンピックでのメダルにあと一歩届きませんでした。
ソチオリンピック終了後の2010年4月に引退を発表。
引退後はイベントなどに参加する他、オリンピックの普及活動にも携わっています。
上村愛子の結婚歴や夫、子供
上村愛子さんが結婚したのは2009年6月、29歳の時でした。
夫は2歳年上で、アルペンスキー選手の皆川賢太郎さん。
皆川さんは1998年長野オリンピックを皮切りに、2002年ソルトレークシティオリンピック、2006年トリノオリンピック、2010年バンクーバーオリンピックと4大会連続日本代表として出場。
2006年トリノオリンピックではメダルには届きませんでしたが、50年ぶりに日本人選手として4位に入賞を果たしました。
馴れ初めは2007年の長野・野沢温泉のイベントにお互い参加したことで、皆川さんが上村さんを食事に誘ったことがきっかけで交際がスタート。
約2年の交際期間を経て結婚しました。
『子供は授かり物だと思うんで、子供もできたらすごくうれしいですし、子供も旦那さんも家族もみんなで幸せにいたいなと思います』
2014年の引退会の時には子供を望んでいると話しましたが、その後、子供は生まれていないようです。
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