ドラマ「黄金の日日」で石川五右衛門 役を演じ人気となった根津甚八さんの経歴や学歴は？
俳優デビューしたきっかけは？
結婚歴や妻は？
子供は息子？
今回は俳優の根津甚八さんをリサーチしてみました。
目次
根津甚八の学歴・生い立ち・経歴
名前 根津甚八
生年月日 1947年12月1日
没年月日 2016年12月29日
出身 山梨県都留市
身長 172cm
血液型 B型
所属 ユマニテ
山梨県都留市で、歯科医師の父親の4人兄弟の3三男として誕生。
小学3年生の時に山梨県から、神奈川県川崎市に移り、転校した小学校では山梨弁を笑われ、馴染むことが出来なかったといいます。
子供の頃は1人遊びや読書が好きな大人しい性格でした。
両親は教育に熱心で、中学生からは田区田園調布の大田区立田園調布中学校に川崎市から越境入学。中学時代は剣道部に所属。
高校は日本大学第三高校に進学。
東京都町田市図師町にある男女共学の私立高校で、偏差値は66。
卒業生には俳優のショー・コスギさん、風水師のDr.コパさんなどがいます。
野球の強豪校で、多くのプロ野球選手も輩出しています。
高校時代も剣道部に所属していました。
高校卒業後は獨協大学・外国語学部フランス語学科に進学。
埼玉県草加市学園町に本部を置く私立大学で、外国語学部フランス語学科の偏差値52。
大学時代は演劇研究会に所属。
大学2年生の時から学生運動が始り、友人に誘われ参加。ヘルメットを被って「大学解体」を叫んでいたといいます。
大学は2年で中退しました。
根津甚八が俳優になったきっかけは？
高校3年生の時に先生の勧められ、文化祭で蒔自作自演の『二人芝居』を演じたことで、演じることの楽しさを知り、大学では演劇研究会に入りました。
学生運動に参加中に、火炎瓶を落として火達磨のなった学生がいましたが、周りの学生は何も出来ず、紛れ込んでいた私服警官が毛布をかけて火を消すのを見て、
『自分は何をやっているんだろう』
と思い大学は中退し、俳優の道に進みました。
石川五右衛門 役でブレイク
大学中退後の1969年、唐十郎主宰の状況劇場に入団。
入団5年の1974年に舞台『唐版 風の又三郎』で主役を務め、以降、同劇団の看板俳優として、小林薫さんとともに活躍。
1975年に『娘たちの四季』(フジテレビ)でドラマ初出演。
1978年に大河ドラマ『黄金の日日』で石川五右衛門を演じると、一気に全国的な人気となり、端正なルックスから女性ファンが急増、状況劇場に女性ファンが押し寄せるようになって、劇団に居づらくなったこことから、1979年に状況劇場を退団。
1982年公開の主演映画『さらば愛しき大地』で、
第6回日本アカデミー賞・優秀主演男優賞
第56回キネマ旬報賞・主演男優賞
を受賞しました。
根津甚八の結婚歴や妻
根津甚八さんの結婚歴は2回。
最初の妻は、所属していた状況劇場に所属していた女優。
20代前半から同棲生活を始め、結婚しましたが離婚。
再婚したのは1994年3月、46歳の時でした。
妻は15歳年下の仁香(じんか)さん。
馴れ初めは根津さんの一目惚れで、約2年間の交際期間を経て結婚しました。
仁香さんは2010年にアクセサリーブランド「Jinka Nezu」を立ち上げ、アクセサリープロデューサーとして活動しています。
根津甚八の子供は息子
根津甚八さんの子供は息子が1人。
1996年に長男の甲斐太（かいと）さんが誕生。
『息子が医学部に入学した時期は、根津さんにとって11年ぶりとなる映画への復帰作『GONIN サーガ』（2015年9月公開）に出演したときと重なる。』
息子は医学部に入学したといいます。
根津甚八の引退の理由
根津甚八さんは2002年から右目下直筋肥大という顔面の病気を患い、手術をしましたが後遺症があり、その後は徐々に俳優活動を減らすようになり、2004年7月には交通事故を起こし、被害者が死亡。その後はしばらく俳優活動を休止していました。
2009にはうつ病を患っていることが報じられ、持病だった椎間板ヘルニアに悪化し療養生活を送り、2010年に俳優業を引退することは発表しました。
根津甚八の死因と晩年
2010年に俳優業は引退しましたが、演出家や脚本家としての活動は続けていました。
2015年には、石井隆監督の要望に応え、映画『GONIN サーガ』に出演し、一度限りの銀幕復帰を果たし、これが遺作となりました。
2016年12月29日、肺炎のため東京都内の病院で死去。69歳でした。
数ヶ月前に体調を崩して入院し、近しい人をの面会も避け、最後は妻の仁香さんと水入らずの時間を過ごしたといいます。
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